AI・先端素材を農業に
東農大・日立キャピタル、協定を締結
2016/6/29 3:30 日経朝刊
東京農業大学と日立キャピタルは先端素材や人工知能(AI)などを活用して効率よく農作物などを栽培する仕組みをつくる。29日に農業分野で協力する包括連携協定を結ぶ。お互いが持つノウハウやネットワークを活用し、東南アジア諸国連合(ASEAN)などの国に農業技術を輸出することも検討する。
通常の素材より軽くて丈夫な炭素繊維強化プラスチック(CFRP)と呼ばれる素材を使った植物工場の実用化に向けた研究や、ベトナムにある農場で新品種開発を進める。ロボットやAIなどの技術も活用し、農場の温度管理などを効率よくできる次世代型農業システムを確立する考えだ。
環太平洋経済連携協定(TPP)の大筋合意などを背景に、三井住友銀など金融業界でも農業分野に参入する動きが出ており、日立キャピタルも沖縄県でイチゴ栽培を始めている。同社は東農大と連携し農業関連のノウハウの蓄積をめざす。
東農大・日立キャピタル、協定を締結
2016/6/29 3:30 日経朝刊
東京農業大学と日立キャピタルは先端素材や人工知能(AI)などを活用して効率よく農作物などを栽培する仕組みをつくる。29日に農業分野で協力する包括連携協定を結ぶ。お互いが持つノウハウやネットワークを活用し、東南アジア諸国連合(ASEAN)などの国に農業技術を輸出することも検討する。
通常の素材より軽くて丈夫な炭素繊維強化プラスチック(CFRP)と呼ばれる素材を使った植物工場の実用化に向けた研究や、ベトナムにある農場で新品種開発を進める。ロボットやAIなどの技術も活用し、農場の温度管理などを効率よくできる次世代型農業システムを確立する考えだ。
環太平洋経済連携協定(TPP)の大筋合意などを背景に、三井住友銀など金融業界でも農業分野に参入する動きが出ており、日立キャピタルも沖縄県でイチゴ栽培を始めている。同社は東農大と連携し農業関連のノウハウの蓄積をめざす。